主流はお得になった外壁の赤外線調査です
昭和56年6月1日以前の建物は、旧耐震基準で建てられています。
そのため新耐震基準での耐震性を確認することが求められます。
このことを耐震診断といいます。
もちろん新しい建物でも安全の確認のために行うこともあります。
現地調査と詳細診断を行うことになりますが、詳細診断には第一次診断・第二次診断・第三次診断があります。
昭和56年以前に建築された建物に関しましては、第二次診断が有効です。
平成20年4月1日から定期報告制度が変更になり、施工・外壁改修後10年毎の定期報告調査時に外壁の浮き調査が必要になっています。
「全面打診等」によるものですが、打診棒で外壁を叩いていた方法から、現在では、赤外線調査に変わっています。
建築物の外壁から放射されている赤外線を赤外線カメラが感知するのです。
赤外線画像として処理することが可能なります。
打診棒で叩く従来の方法と違って、足場やゴンドラを使用することがないため費用を大きく抑えることができます。